岡田斗司夫と東浩紀
3月のツイッター人口爆発以来、観察してきた岡田斗司夫と東浩紀。(敬称略)
3月から暫く、そうだなぁ……「思想地図2」の震災特集が発売されるまでは、圧倒的に東浩紀のほうが面白かった。意図する意図しないに関わらず、炎上マーケティング的な面白さがあった。
それ以降は、だいぶ沈静化している。(ちなみにAMAZONによると思想地図2の発売は9/1)
そのあたりから、ぐっと追いあげたのが岡田斗司夫だ。なぜこの二人を平行して語るのか。それは、ある意味この二人の取っている手法がとても似ているからだ。
自分のファンであるオタクたちを、どう活用するか。どう利益を生み出す仕組みを作るか。が、似ている。
東浩紀のファンは、もちろん大学院に進むようなちょっと世間より頭のいい人々。(ただし美少女ゲームファン含む)
一方、岡田斗司夫は、オタキングの称号通りアニメオタクだ。
囲い込みの手法は同じ。会員制オタク組織だ。
東ファンの組織、思想地図はコンテクチュアズという思想地図などの会報誌を中心とした会員システム。最近では、支払う金額によって、上顧客とその他に分けられている。だいたい1年で1万円くらい~(早期割引あり)。
オフ会的なイベントも英語で読む思想地図とか、ニコ論壇観客とか、基本的には非常に頭のいい人たちで固められている感じ。
岡田ファンの組織は、理屈民族のSNSクラウドシティ。SNS組織なので、会員同士の交流ももともとあり、講座やワールドカフェ的な直接オフもあり。
同じだが強いて言えば、敷居が低くできる分、岡田斗司夫が優勢だ。
ニコ生視聴者でも、アニメの話題やハンターハンターの話題が出来る分、新しいファンを獲得しやすい。
東のほうは、津田ファンを巻き込む形で会員増殖を狙っているように見える。
しかも、岡田斗司夫はエサの撒き方が上手だ。東のほうでもやっていたが、エサはもちろん女(合コン)だ。どちらのファンもどちらかというとモテない男子が多いからだから仕方がない。
それでも、岡田斗司のほうが商売上手だなと思うのは、モテない男たちに対する手厚いフォローだ。
恋愛に関するイベントを見に行ったことがあるが、まず男女比をほぼ同じにする。ワールドカフェ形式というテーブルディスカッションを行い、会話がお互いできるようにする。この日のテーマは、恋愛だったのでお互い恋愛感や過去の恋愛について語り合う。テーブルごとのメンバーチェンジもある。〆は、解散時間だ。
土曜の6時に六本木で放り出されて、まっすぐ帰るなんてありえない。当然、テーブルごとなどで帰りに飲む。
いたれり、つくせりのセッティングなのだ。
もうひとつ言えば、それ以前にオタク男子に希望を与える前フリも岡田斗司夫はしている。
痩せて、それなりの洋服を着て、小奇麗にしていれば(オレでも)モテるようになる。という実証を見せつけ、
さらに、「30代女子の価格は暴落している!今が付け込む時だ!」と講義で話してさえくれる。
なんて自分のファンを大事にする人だろうか。
ちなみに、ひとつ言えば、その男子たちがなぜモテないかといえば、コミュニケーション能力が低いからという問題には触れていないのがミソだな、と。男子が見た目の小奇麗さに比べて、中身が見合っていないのが、惜しむところ。六本木ヒルズの地下で、男女10人ほどで飲んだが、飲んでも話がはずまなかったし。結局、メアド名簿まで男子に作ってもらったのにその10人の中で女子は、男子には連絡を取っていないし。
えーと、何の話だっけ。岡田斗司夫と東浩紀か。
どちらにしてもオタクビジネスはオイシイと思う。囲い込みさえすれば、そうカンタンには、ファンが目移りしていかないからね。要は、エサと囲い込みの勝負。
関係ないけど、ツイッター津田さんはコミケでパロディ本が出るほど女子に人気があるらしい。そういう意味では、ライトであることが力を持つ時代なのだと改めて感心させられる。っていうか、結局はイケメンパワーか。身もふたもなくてスマン。
あともう1本、「いい人戦略」ネタで1本書くはず。でも非常にアレなのでfacebook内だけにするかも。
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